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ロリコンメディアの現代史 斉田石也インタビュー(3/3)

文・インタビュー/オトナくん
ロリコン雑誌書影
ロリータビデオの現代史

オトナくん ここまで紙メディアのロリコン史について聞いてきたわけですが、映像メディアの方はどうなんでしょう?

斉田さん 映像も出ていましたよ。いわゆるイメージビデオというやつで、清岡ビデオなんかはそれこそ英知出版からも出てましたし。あるいは宇宙企画から出ていた諏訪野しおりのイメージビデオなんかも人気でしたね。なんせ当時は普通のレンタルビデオ屋にも置いてありました。

諏訪野しおり写真集『君はキラリ』
諏訪野しおり写真集『君はキラリ』(英知出版)

オトナくん 少女のヌードビデオがレンタルビデオ屋に……、すごい時代。ちなみに裏流通のガチもの少女AVとかもあったりしたんですか?

斉田さん それこそ昔は洋物ばかりでしたね。デンマークとかで作られた児童ポルノ映像がモザイク処理を施されて普通にビニ本屋とかで流通してました。海外の少女ならばOKだったんです。国内の少女系裏ビデオとしては1983年の『処女の泉』あたりが嚆矢になるんじゃないですかね。有名なところでは『少女の道草』なんていう作品もあります。ただ、決して数は多くありませんでしたね。

オトナくん 少女ものの裏ビデオでは『マニア撮りロリータ』という作品タイトルを聞いたことあります。姉妹を数年にわたって撮影したシリーズものだとか。

斉田さん あれはもう後期の作品ですね。撮ってた人間はIT企業のマネージャーだったっていう噂は聞いたことがあります。ロリはモデル確保が大変ですから、じっくりシリーズ化せざるを得なかったんでしょう。あとはまあ、流通してたものとしては東南アジアで少女を買春して撮影してきたものとかですかね。

オトナくん 最近もアジア買春で逮捕されたおじさんいましたね。ちなみに90年代からは援交系の裏ビデオが流行してますよね。『援助交際白書』『関西援交』みたいな。

斉田さん あっちはロリと重なりつつもまたちょっと違うという印象です。援交とかブルセラというのは、それはそれでまた一つのジャンルという気がしますね。ガチの人から言わせれば、高校生が出てきた段階で興味の範疇外になっちゃう。本当のロリはせいぜいが14歳くらいまで。胸が膨らみかけで毛もチョボチョボくらいまでがガチじゃないですかね。

オトナくん たしかに。JKって言ってもカラダはもうオトナですもんね。ちなみに最近の動向で気になるものとかありますか?

斉田さん う~ん、2000年代後半以降は、写真も動画も自撮りばっかりになりましたよね。ツイッターとかスノーとかのSNSで自発的にヌードを晒してる子供たちがいっぱいいますから。時代が変わったなあって気がしてます。メディアとして残ってるのは小説くらいじゃないですか。ただ、ロリコンがカジュアル化してるぶん、ロリコン小説と銘打ってるのに女子高生が出ていたりして、自分の趣味に合うものを探すのが大変にはなりましたよね。

少女とおじさんの適切な距離感

オトナくん ところで、噂で聞いたんですが、斉田さんが元奥さんと知り合ったのは奥さんが小学生の時だったとか。これって本当ですか??

斉田さん まあ昔の女房と最初に出会ったのは彼女が12歳の時でしたね。

オトナくん インターネットもない時代にすごい! 斉田さんは幾つだったんですか?

斉田さん 当時、私は20歳くらいですね。彼女は私がバイトしていたレコード屋にしょっちゅう来てた子なんです。最初のうちは顔見知りみたいな感じで、ただ向こうも向こうで人懐っこいところがあって。離婚した女の個人的なことはあまり話せないけど、いろいろと生育環境もあって、甘える対象に飢えてたんでしょうね。そういう時にアイス買ってあげたり、話聞いてあげたりして、そこから始まった感じです。

オトナくん めちゃくちゃいい話です! いつから真剣交際に!?

斉田さん 交際を意識したのは向こうが中学2年くらいの時ですかね。それまでは健全でしたよ。実際、ことに至ったのは彼女が高校生になってからですから。それまでにもたまに後ろからムギュって胸触って「やだ、すけべ」みたいなことはやってましたけどね。

オトナくん た、楽しそう~。

斉田さん まあ、あの頃のマニアって結構楽しかったんじゃないですかね。今みたいにそれが犯罪だってレッテルもなかったし、自意識としてもなかった。それこそ小学生の女の子と仲良くなって家に遊びに行ったら、途中で親が帰って来て大騒ぎになった、なんてやつもいたし。新宿中央公園のじゃぶじゃぶ池とか、あの頃は夏になると小学校高学年の子が普通に裸になって遊んでたりしましたからね。その周辺にカメラを持ったおじさんがいて、そこで撮影された写真が『CANDY』や『Hey!Buddy』なんかに載ってたわけですが。

新宿中央公園じゃぶじゃぶ池
新宿中央公園じゃぶじゃぶ池。現在はとても平和です。

オトナくん 感覚が違いすぎる……。そもそも当時って大人の男と中学生女子が付き合うみたいなことを、世間的にはどう考えていたんですか?

斉田さん どうなんだろうね。ただ今ほど子供が成長が早くないから、中学生ってまだ子供ってイメージだったんですよ。実際、彼女たちもそういう意識だった。変な話、公園で遊んでて我慢できなくなっちゃったら隅っこでおしっこしちゃうとか。そばにおじさんがいても関係なしで。だから、今の中学生とはかなりギャップがありますよね。

オトナくん やっぱり斉田さんも声かけて撮影してたりしてたんですか?

斉田さん いや私はそういう実践はしませんでした。どっちかっていうとメディアオタクですから。それに私は昔から、あらゆる変態的とされる性の中でロリコンとカニバリズムだけは実践しちゃいけない、あくまでも妄想の中で生きなきゃいけない、と言い続けてきてますし。

オトナくん で、でも、街中で可愛い子とか見かけると、やっぱりお話とかしたいじゃないですか……。

斉田さん たとえば、公園でパンツの中に手突っ込んでモゾモゾやっている可愛い女の子がいたとしても、声をかけちゃダメなんです。ちゃんと距離をとって遠くからじーっと見るに留める。距離感を間違えちゃダメなんですよ。

オトナくん ううう、はい、今後はそうします。では最後になりますが、斉田さんは今もロリコンですか?

斉田さん 正直言いますと、僕はいま完全なるハロヲタです。まあ在宅ファンなんですけどね。そのかわり、事務所が発売しているDVDマガジンとかはズラーっと部屋に並んでます。単純な話、児ポ法の影響で今まで読んでいた雑誌や写真集が供給がされなくなったわけで、そんな中、テレビをつけたら自分の好きな年代の子が出てたと、そういうところからです。別にハロプロがロリコンを意識してるわけではないでしょうけど、実際のところファンの中には結構いるでしょうね、私みたいなのが。

オトナくん ステージと客席との距離感が、本来は少女とおじさんとの適切な距離感なのかもしれませんね。僕も清く正しいロリコンとして生きていけるよう努力したいと思います! 今日はありがとうございました!